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<font size="6"><span class="normal_title">『TYO YEARS 1』 セルフライナーノーツ by HEESEY</span></font> | 廣瀬"HEESEY"洋一 OFFICIAL WEBSITE

『TYO YEARS 1』 セルフライナーノーツ by HEESEY

『TYO YEARS 1』のリリースの記念に、収録曲5曲のセルフライナーノーツを書いてみました。
既にTYOの楽曲を御存知な方々も、今回初めて聴く方々も、どうぞ御覧ください。

01.愛されたい (from 1st album『超』)
HEESEYソロ名義でカバーすることになり、まずは1stからセレクトした曲から作品化することにしたので、
ベースイントロで始まるこの曲を1曲目に決めた。この曲のタイトルも、
「セルフカバーした楽曲達がこれから先も末永く“愛される”と嬉しいな」って言う意味でバッチリとハマって
記念すべき1曲目に相応しいだろうなと。
この曲は以前TYOのシングルのカップリングとしてアコースティックバージョンを再録したこともある。
なので個人的には3度目のレコーディングになるけど、オリジナルともアコースティックとも違う、
自分的には「2020年最新バージョン」としてアップデイト出来たと思っている。

02.ビタースウィートメロディー (from 1st album『超』)
この曲はかなり初期の段階で出来上がったのを覚えている。
ハードでヘヴィーな楽曲が多かった初期のTYOではちょっと異色気味だったかもしれないけど、
ライヴでプレイすると人気が高く、意外とリアクションが良かった当時の感触がある。
11年前の『超』のレコーディングの時に、1番最初に録ったのを覚えていて、
今回のレコーディングセッションでも1番最初に録った。
自分の作風の中の1つとして、今のモードで自分で歌ってみたのを聴いていただきたかった曲。

03.KILL ME GENTLY (from 1st album『超』)
2008年に創った曲。この曲が生まれた時、「またオリジナル楽曲をプレイする
新しいバンドを結成して活動したいな。」と思い立った。
きっと意外だと思われるだろうし、他人からはピンと来ないかもしれないが、
その当時の自分にとって「新しいスタイル」の曲だったし、
「レパートリーの中にこういう曲を持つバンド」をやりたかった。
その後ほどなくしてTYO結成に至るわけだから、やっぱり自分の中でとても重要で思い入れの強い曲なんだろう。
今回も絶対自分で歌ってみたいと真っ先にセレクトした。
出来る限り集中して入り込んで歌うのを心がけた結果、詞の世界観を表現できたみたいだ。
セルフカバーして良かったと思った。

04.HAPPY-GO-LUCKY (from 2nd album『TYO TO YOU』)
当時、ライヴのレパートリーにシンプルなロックンロールナンバーが欲しくて作った曲。
いつもライヴのセットリストにこういうタイプの曲が欠かせないミュージシャンでいたい。
歌詞に「御調子者」っていうワードも出てくることだし、元々縁起担ぐ方だし(笑)、
10年前に書いた歌詞が今の気分とブレてないんだなと我ながら感心したから、
「こりゃHEESEYソロとしてはカバーしなきゃね!」と思って。
敢えてキーを低めに変えたけど、それがまた自分的に新鮮で新しい発見だった。
コーラスパートをオリジナルより増やしたりしたけど、ソロ作品だから外部の声を入れずに
全部自分の声だけで録音したのは、密かに新たなチャレンジだったのかも。
ライヴで披露した際には、会場にいる全員で「ご一緒に」「言霊飛ばして」
「呪文唱えて」「気ままに叫んで」もらいたいな。

05.夜うらら (from 2nd album『TYO TO YOU』)
ジャスト10年前の今頃、配信シングルとしてリリースした曲。その後にリリース記念ツアーもやった。
そのせいか凄く「秋」を感じる曲。「秋の夜長」的な。
収録されているのは2ndアルバムだけど先にリリースしていたので、自分としては1stと2ndの合間の感覚が強い。
この曲もまた出来上がった時とても嬉しかったし、当時の自分にとって「新しい武器を手にした」感覚があった。
「うらら」って日本語の「麗らか」でもあるけど、英語やフランス語で「ooh la la」は、
「うわー!」「おぉーっ!」とか、「すごい!」「カッコイイ!イカす!」みたいな意味もあり、
それをちょっとブキミな呪文のように“夜”に轟かせたかった。この曲もまたセルフカバーするのに相応しいなと。
当時「ラテン」が物凄いマイブームだったので(今でも大好き)、
「ラテン系の国のダンスミュージック+ハードなロックテイスト」を狙って創ってみた曲。
「アメリカやイギリスのロック+ワールドミュージックのテイスト」っていう意味では、
曲調は違えど「POLKKA No.5」(2ndソロ「ODYSSEY」に収録)の源流にあたる系譜かも…

以上、たった5曲の短編アルバムのような作品だけど、
どの曲もHEESEYの“古くて新しい楽曲”として生まれ変わったと自画自賛してます。
心ゆくまでお楽しみください。

廣瀬“HEESEY”洋一
 

【NEW配信EP】

タイトル:TYO YEARS 1
配信開始日:2020年9月16日(水)
品番:BMP-1028
[収録曲]
01. 愛されたい
02. ビタースウィートメロディー
03. KILL ME GENTLY
04. HAPPY-GO-LUCKY
05. 夜うらら

【配信先一覧】
iTunes/amazon/レコチョク/mora/Apple Music/LINE MUSIC/AWA/amazon music