サンタルチアと赤とんぼ

昨日、良い機会があってオペラのミニコンサートを観た。
とても感動した。ロック以外の音楽で久々に『音が心に響く』っていうのを体感出来て幸せな気持ちになった。

場所はちゃんとした会場じゃなかったが(体育館)、それがまた凄かった。
イタリアを拠点に主にヨーロッパで活動している日本人女性のオペラ歌手が、その方のお姉さんによるピアノの伴奏のみで<マイク無し>で朗々と歌い上げる。全身が生楽器のようになって、歌声が会場中に響き渡った。
有名な『サンタルチア』や季節がら『クリスマスソングメドレー』など2/3
くらいは知ってる曲だったので、オペラをナマで初めて聴くオレでも親しみをもって満喫出来た。
ピアノの演奏がまた素晴らしかったのも印象的だった。

彼女は、『人間の身体にはマイクがついている。』と言う。『頭のてっぺん、こめかみ、鼻の両脇、ほお骨、喉、胸、下腹部』にマイクがあると言うのだ。その全てを共鳴させて歌うらしい。
以前大変お世話になったヴォイストレーナーの先生に同じようなレッスンを受けた。その方もクラシックやオペラを学んだ後に先生になったという。若干説明の方法が違っても言わんとしてる事は同じだったので、とても懐かしくも興味深いお話を聞かせていただけた。

そしてそのコンサートのフィナーレ。大喝采の中、アンコールをうけて歌い始めた曲が『赤とんぼ』。言わずと知れたニッポンの童謡をその抜群の歌唱力で歌い上げるのだ。
心の中で『うぇーんっ、それは反則だよぅ!』と叫んだ。
今は亡き『バア』(オレはオトナになってもおばあちゃんを亡くなるまでこう呼んでいた)がガキんちょの頃よく歌ってくれた思い出深い曲なんだ。おばあちゃんっ子だったオレは胸が張り裂けそうになった。他にも沢山観客がいたので、涙を堪えるのが大変だった。

とても短い時間だったけど、感動的な経験が出来て本当に嬉しかった。ありがとう。

ジャンルやスタイルは違えど、これからもオレは音楽をライフワークにしていきたい。
ここで改めて…今まで応援してきてくれたみなさん、本当にどうもありがとう。これからもみなさんの期待以上に心地良い音楽を続けていきたいと思う。
今までオレが音楽で感動した事と同じ、いやそれ以上の感動をこれから与えさせてもらいたい。勝手にそれがオレの使命だと思ってます。いい調子で酔ってるんで、ちょっと大袈裟だけど、これからもよろしくね!

2006.11.21 (Tue) 0:00:00