雷鳥、やっぱし恐るべし

ここ最近、改めて『60年代のギブソン・サンダーバードベース』のサウンドの
カッコ良さにヤラれちゃっている。

まず、音楽誌『PLAYER』の7月号の「アルバムレジェンド」っていう毎月のレギュラーコーナーで『WISHBONE ASH』というバンドの「ARGUS」っていう3rdアルバムを特集していた。彼等の70年代初頭の写真が掲載されていて「やややっ!」と胸がトキメいた。ベーシストのマーティン・ターナーがサンダーバード?(2ピックアップのヤツね)を構えているショットが2点も掲載されていたのだ。「無敵のツイン・リード・ギター」とのサブタイトル通りいつものようにギター中心の内容で、文中ではベースの事には触れられていなかった。
かなり昔からバンド名は知っていたしこのアルバムも持っていたが、写真にトキメいて特集を読んだので、改めて腰を据えてジックリとサウンドを味わうつもりで「ARGUS」を聴いてみた。なるほどやはり極上のギターサウンドが心地良かったが、深みがあり存在感があるベースサウンドに改めてヤラれてしまった。少々コンセプチュアルな作品なのでいろんなタイプの曲があるから、いろんなプレイが聴けたのがまたいい感じだったな。名盤と呼ばれる作品は楽曲と演奏の素晴らしさに加えて、サウンド・プロダクションもかなり重要なファクターだなぁと再認識した。

それと、先週買った『Cheap Trick』のDVD、「FROM TOKYO TO YOU」がまたとても面白かった。4年前に来日した際の仙台での単独公演をベースにドキュメンタリー風に作られた内容で、インタビューやオフショットも満載な上、’78年の武道館のレアな映像もあり(ブートでは出回っているけどね…)とても楽しめたので、こりゃオススメなDVDなのだが、何よりもオレは12弦ベース以外にヴィンテージ・フェンダーやサンダーバードを弾くトム・ピーターソンの映像に釘付けになった。彼は確かデビュー当時もサンダーバードを使っていたが、今回使っていたのはサンダーバード? (1ピックアップのヤツね)で、またまた唯一無二のゴキゲンなサウンドに酔いしれてしまった。去年の来日の際はサンダーバードを使ってなかったので、4年前の東京ではやらなかった単独公演(仙台と札幌のみ)をオッカケすればよかったなと今更ながら「ふぅ、後悔先に立たず、ショボボン…」な感じである。

個人的な音の趣味もあるが、70年代の建国記念モデルでもなく、現行モデルでもなく、やっぱしサンダーバードは60年代のヤツが断然いい。ルックスもいいし、何より圧倒的に音がいい。ピックアップのパワー感やボディ材の質や経年変化におけるボディの鳴り等々、他の時代のモノとはまるで別物のようだ。サンダーバーダー(サンダーバード好きのベーシストの意…実はオレが名付けた)の方々には、チャンスがあったらどれだけ違うか是非とも弾き比べてみてほしいな。好みもあるだろうし、そりゃ買ったらヴィンテージだから高価だけどね。弾いてみるだけならタダじゃん。

以前行なったCheaSSの3本のライヴのうち2回、90年代のカスタムショップ製の3ピックアップのサンダーバードを使ったが、こりゃ次のツアーは60年代のヤツを使っちゃうかぁ? でもCheaSSではサウンド的な相性はどうなんだろう? うわぁ、早くスタジオ入りたくなってきたぁ。

はぁ、久々にマニアックな話題だったなぁ。
うりゃ! 愛しの60年代トリオです(あっ、そうだ、ノンリバ忘れてた!)。
恋しくなって引っ張り出してきて3本並べちゃいましたぜ(詳しくはEQUIPMENTSをチェックしてね)。

2007.07.29 (Sun) 0:00:00