昭和の言葉の魔術師よ 永遠に

作詞家・作家の阿久悠さんが亡くなった。
また昭和が生んだ素晴らしい巨匠が逝ってしまった。

全然作詞家に詳しいわけじゃないが、阿久悠さんが書く詞が大好きだ。
幼年期から思春期に聴いて育った歌謡曲。印象深い歌詞の大半が阿久さんの詞だった。フィンガー5、ピンクレディー、沢田研二、その他多くのポップス、時にはロック、そして演歌。聴いてるだけで情景が浮かんだり色々とイマジネイションをかき立てられたりする圧倒的な詞の世界は、かなり影響された。そして今思い起こして口ずさむとそれぞれの楽曲が流行った時代が鮮やかに蘇る。

HEESEY WITH DUDESで作詞・作曲に奮闘してた頃、マッド(Ds.)に阿久悠さんのホームページを教えてもらい、よく見ていた。中でも「あまり売れなかったがなぜか愛しい歌」というコーナーが大好きだった。いろんなエピソードが興味深かったから、ますます<人間・阿久悠>のデカさを思い知らされた。

新聞を見たら有名な代表作がざっと掲載されていた。日本レコード大賞5曲、日本作詩大賞8曲という物凄い実績にも驚かされたが、賞をとってない曲でもすぐに歌詞が思い出せるものが多く、偉大さを再認識した。
「また逢う日まで」、「あの鐘を鳴らすのはあなた」、「どうにもとまらない」、「北の宿から」、「津軽海峡・冬景色」、「ピンポンパン体操」や「宇宙戦艦ヤマト」も…まだまだ書ききれないが個人的に特に挙げるなら「五番街のマリーへ」や「ジョニーへの伝言」が凄く好きだな(ペドロ&カプリシャス)。

『地球の男に飽きたところよ』(ピンクレディー「UFO」)
最高にカッコいいフレーズだよな。
あの時代に生まれ育ってよかったな。
阿久悠さん、ありがとう。安らかに。

2007.08.03 (Fri) 0:00:00