ツアー前夜うらら

今日は墓参りに行った。ツアーと重なり秋のお彼岸に行けないので、雨の中ちょいと早めに。今日9/16は、奇しくもマーク・ボランの命日だったりして。自分の先祖の墓だが、一緒にマークのこともお参りしてみた。オレの先祖もマークも、「はぁ?」ってカンジだろうが、きっと気持ちは汲んでくれただろう。調子いいヤツだな、オレ。
いよいよ明日からTYOの『JAPAN TOUR 2010〜秋うらら〜』が始まる。ライヴが大好きツアーが大好きなオレにとって、ウキウキな瞬間が始まるのだ。
明日は札幌にて、スペシャルアコースティックライヴ。いきなりアコースティックなので、初日としてはちょっとイレギュラーなカンジだが、前回の札幌でのアコースティックも好評だったことだし、今回のツアーのキックオフってことで、イレギュラーもまた良かろう!勿論札幌2日目は、通常のエレクトリックなライヴだし。北の大地で初日を華々しく飾るぜ!ご来場予定のミナサマ、シアワセの瞬間を分かち合いましょ!
そうそう、去年の9/23に御菓多弘こと(笑)オカヒロが加入しての初ライヴをやったから、今年の9/23の大阪SOMAでのライヴは、それからちょうど1周年のライヴになる。いわばTYOの1歳のバースデーである。約半年前の初ワンマンツアーの時の大阪でのオカヒロ本人の誕生日みたいに(→10.3.30.)また『おでんのダイコンにローソク』でお祝いしちゃうか?(笑)
その後に廻る博多も広島も超楽しみだ。札幌もそうだが約1年振りだもんね。さらにその後のイベントをしに行く仙台もね。そしてファイナルの東京・渋谷club asiaのステージに立つ頃にはまた更に進化・成長したTYOになっていたいもんだ。とにかく思いっきり楽しんで、OOH LA LAなツアーにしちゃうぜ!
<大英帝国旅情 #4>
初めてロンドンに行って一目惚れしちゃって以来、その後のレコーディングの際などは毎日のように通っちゃったりして、店員の人とかとも仲良くなっちゃったりして、HEESEY WITH DUDES時代には曲まで作っちゃった程大好きな街・カムデンタウン。

渡英する前に多くの人から、「ロンドンもカムデンも、物凄く変わっちゃったよ!」と聞いていて、「そりゃそうよ、最後に行った頃“ミレニアム”なんて騒いでて、すでに変わりつつあったもんな。」なんて思いながらも10年振りに大好きな街に今回も行ってみた。
B.G.M.は、勿論自作の『CAMDEN TOWN』。そして、昨年リマスタリングされたTHE YELLOW MONKEYの『SICKS』。そしてTYOの『超』と『夜うらら』に『ならず者アイムソーリー』。胸が張り裂けそうになった。嬉しくって哀しかった。一人でニコニコ笑いながらちょっと泣いた。傍から見たらきっとオレ、“怪しいジャパニーズ”だっただろうな。あっ、コレって単なる“ノスタルジー”とは違うんよ。もっともっとフクザツなんだ。

大好きだったカムデンが変わってしまった。売ってるモノのテイストとかは明らかに変わった。全然変わってない部分もあるんだが、なんか違う。
その後、他の“大好きスポット”のコヴェントガーデンやロンドンのセントラル周辺にも足を伸ばしてみた。カムデンと同じ印象だった。あの頃のように歩き回った後、あるカフェでビールを飲んで一休みして、ふと思った。「つうか、このオレ自身もこの10年で物凄く変わったはずだよな!?」と。「十年一昔じゃん。」と。「そりゃロンドンもカムデンも変わるぜ。」と。オレも変わったんだ。例えば、段ボールの箱に60kg分も古着を買わなくなった(よく「あんたはバイヤーか?!」って言われてた…笑)いや今じゃ古着自体着なくなった。例えばそういう服の好み1つにしたって全然変わったのだ。あれこれそんなコトを考えてたら、今度は“嬉しくて哀しい気分”が何故かキモチ良くなってきた。もう一杯ビールを注文して、ちょいとたそがれてたらラジオから爆音でロック。しかもクラシック・ブリティッシュ・ロック。それでさらに“嬉しくて哀しい気分”が爆発。

翌日、最終日。夜のフライトだったので、「おみやげ買わなきゃじゃん!」と自分に言い訳。違う場所でショッピングするはずだったが予定変更。ロンドン名物のタクシーに飛び乗った。“嬉しくて哀しい気分”になりたくて、カムデン、アゲイン!急激な心境の変化なのか、自分でもなんだか良く分からないが、変わってしまったカムデンにもう一度行ってみたくなった。勿論みんなのおみやげも買いに。足早に大好きだったステイブルマーケットの中を”獲物”を探して歩き回ってると、昔しょっちゅう行ってた古着屋の前を通りかかったので、入ってみると爆音で知ってる曲がかかってた。衝撃的だった、や、やられた…伝説のスパニッシュフラメンコギタリストのパコ・デ・ルシアだ。しかもベスト盤じゃなく、オレが高校生の頃、なんか興味があって買って聴きまくったアルバムだ。しかも、ココ最近スパニッシュ〜ラテンミュージックにハマってる、このタイミングで。“嬉しくて哀しい気分”絶頂!である。『カムデンタウン』の歌詞にも書いたように、ロンドンって意外に“人種のるつぼ”だから、ワールドミュージックが当たり前のようにガンガン鳴り渡ってるんだけどね。こういうところは変わってない大好きなポイントなんだな。帰国後、ソッコウでパコ・デ・ルシアのアルバム『FUERTE Y CAUDAL』のCDをゲット。Youtubeでもパコ・デ・ルシアの動画観ちゃったりして、“カムデン効果”炸裂ね。高校生の時のあのアナログ盤、どこ行っちゃったかな…
伝わりづらいかもしんないが、そんな街なのだ。想い出満載の街にまたひとつ想い出が増えた。ますますカムデンがロンドンがイギリスが大好きになった。
オレも『変わるとこ変わっても、変わらんとこ変わらん人』になろう。サジ加減、難しいわね。
はあ、長くなっちゃったが、何故だかTYOのツアー前にコレ書きたかったのだ。ココを読んでくれてる人達のためっていうより、自分のために。なんだかイギリスを旅行して、自分に何か起こったから。リセットされたのかな? なんか自分が新しくなったカンジ? 元に戻ったのかね?  それとも“BRAND-NEW HEESEY”? どっちでもないような気も…
たそがれたカフェでビール飲みながら、殴り書き状態の詞を書いた。いつか絶対カタチにしてやろうと思う。

2010.09.16 (Thu) 22:57:41