勤労感謝の合戦

緊急発表!11/23に渋谷・LA MAMAで『いまさらロンドンブーツナイト』というイヴェントが行われ、<Karibow&Strange good fellows>というバンドにゲストとして出演するぞ。本気で燃えてます。ゲストということで出演は短時間だけど、是非観に来てくださいまし。

書き出すととても長くなりそうだけど、敢えてゲスト出演する想いを語っておきたい。カリボーはオレのアーティストイメージまでちゃんと考えてくれて、
『HEESEYは安売りをしちゃいかん。ブログのみでギリギリ2週間前に発表すればいいし、ちょっと出るから観に来てね!位の軽いコメントにしたほうがカッコいいぞ。』なんてアドバイスしてくれていた。しかしどうにもそれだけじゃ気がすまないんだ。

何ヶ月か前、カリボーからゲスト出演の依頼の電話がかかってきた時は正直、
『う〜ん…タイトル通り<いまさら>だよなぁ、どうしよっかなぁ…』なんて思っていた。でも、もしかしたらこのライヴを最後に休止するかもしれないっていうような事も言ってたから、即答せずにいろいろ考えてみた。

ある日、出演の返事をしないまま、カリボーとLA MAMAで飲む機会があった。お互いいい調子で酔っていて、どんな会話をしたのかはあまり覚えていないが、11/23のイヴェントの話になった時、カリボーは『なぁ、HEESEY、ゲストで出て一緒にプレイしてくれ!オレの死に水を取ってくれよ!』と出演する事を懇願した。こちとら東京・下町の生まれ、ちょいとヤクザなベースマン。
<死に水を取る(=臨終まで介抱するという意味)>っていう言葉に仁義を感じてしまった。振り返ってみれば、カリボーとは十何年来の付き合いでインディーズの頃はいろいろとお世話になったし、音楽的にいろいろ教わったこともある。そのうえ、オレのベーシストとしての良き理解者で、オレが凹んでいた時もボクサーのセコンドのように『いいか、オマエは日本最強のロックベーシストなんだぞ!それを誇りに思え!そして絶対に忘れるな!』と励ましてくれた。お世辞半分だろうけど、とても力づけられた事は今でも忘れられない。

後日、義理人情もあったが、純粋にカリボーの曲をプレイするのも楽しそうだと思い、出演を了承する電話をした。とても喜んでくれたようだった。早速数日後、カリボーの自宅で曲の簡単な打ち合わせをしつつ飲んだ。そしてアナログ盤をジャンジャンかけて、ロック談義をして盛り上がった。酒も進んでいい調子になった頃、カリボーは『最後になるかもしれないステージで、絶対HEESEYには負けられん!よお、HEESEY、タイマンはろうぜ!』と言った。<タイマンはろうぜ!(=1対1で勝負しようぜの意味)>…知ってて言ったのかはわからんが、これは下町・足立区出身のオレには非常に挑発的な言葉である。一瞬ちょっと酔いが醒めた、そして心地良く頭に血が登って、完全に火がついた。『上等じゃねぇか!』と。その後、ガキの口喧嘩のようにお互いを煽り合って明るくなるまで飲み明かした。

以来、『オレならこう弾くなぁ。』なんて言いながら、ちょくちょく家で11/23の演奏曲をプレイしている。<死に水を取ってくれよ!>と<タイマンはろうぜ!>…2つの言葉が強烈に頭にこびり付いたまま。古くさいかもしれないが、オレにとっては男と男の合戦である。カリボー、覚悟!
それに共演するバンドのみんなもライバルだ。全身全霊で挑むよ。

とはいえ、久々にLA MAMAのステージに立つことだし、バンドには三国さんもいるし(バルタン星人じゃないよ)、オノチンもいるし(ケムール人じゃないよ)、超久々に共演するケンヤもいるから、とことん楽しんでプレイしようと思ってます。でもメラメラと本気で燃えてるぜ。ナアナアの和気あいあいとした演奏なんて絶対しねぇぞっ。まぁ、お楽しみに。

P.S. カリボーについて詳しく知りたい方は、下記の『Karibowの憂鬱』をチェックするととても楽しめるよ。

2006.11.09 (Thu) 0:00:00