地獄の熱唱

♪ベーサァヒィーユーコーリィーン バラキェーンカンハォーライナゥ♪

オレがピーター・クリス! いや、オレがピーターだ! 冗談じゃない、オレさ! 悪いな、残念だがオレこそがピーター・クリスコーラー(本名)なのだ!

やあやあ、CheaSSのジャパン・ツアーの楽しいシーンの1つは、なんといってもキッスの『BETH』だったな。今回、ある程度演奏時間を長くできるということで、本編でチープ・トリックの『IF YOU WANT MY LOVE』や『VOICES』をやって楽曲のヴァリエーションを楽しんだりしたが、オレとしてはどうしてもアンコールの1曲目を『BETH』にしたかったのだ。しかも「ドラマーだけでなく全員が1度はソロで歌う」という<“掟破り”な掟>を発案した。全5本のツアーだったのでコージが初日の大阪とファイナルの地元・博多で、おのちんが名古屋で、嶋田は東京・初日、オレは東京・2日目に歌うことに決まった。

最初は「え〜っ、どうしよう、マジで1人で歌うのぉ?」とか「うわあ、これじゃ罰ゲームじゃないっすかぁ〜。」とか言ってて、「んじゃあ、顔を青く塗ってドラえもんのメイク(ネコはネコでも違うよ、そりゃ…)で歌うよ。」とか「よし、バラを手に持たないでオシリにはさんで登場するぞ!(すんません、オレが言いました)」なんていろんなこと言い出してた。でもリハーサルが進んでみんな毎回歌ってるうちに、明らかに家で特訓してきて最初より上達しているのが判って可笑しかったな。オレでさえ何百回と聴いてきた『BETH』を更に聴き込んで猛練習した。まさかステージで歌うとは思ってもみなかったもんな。コージはステージで歌うことがすでに初体験だったらしい。カラオケとはいえ、オーケストラ・アレンジの曲をいきなり一人ぼっちで歌うってエラくハードルが高いよな。実際、『BETH』って簡単そうで難しいんだよ。

最終的には、顔にガムテープを貼って(またかよ…)ホンモノのバラを手にして真剣に歌い上げることになったのだが、大阪は超ノリがよく(土地柄やね、せやから好っきやねん!)初日のプレッシャーを忘れさせてくれたし、続く名古屋も口コミもあってか笑顔で迎えてもらった。東京に至っては嶋田が有言実行でちゃっかり『ネコ耳』を買って来て着けて歌ったし、2日目にはノリがいいお客さんが早くも『ネコ耳』着けてるしで、オレが歌う頃には<空前の“ベス・ブーム”到来!>って感じだった。大袈裟?(笑)ファイナルの博多で、コージが故郷に錦を飾ったのは言うまでもない。ショックなのは手違いで9/24の映像がDVDにおさめられてないこと。もし誰か隠し撮りしてた人いたらダビングしてちょ、お願いっ!

毎回、アンコールでステージに立って歌うメンバーを紹介する前に「キッス・ファンのミナサン、これは冒涜じゃなくって、オレ達なりのリスペクトです!」と言った。CheaSSを楽しみに来てくれたオーディエンスに<真剣に楽しみ本気で遊ぶ>ことの真意が伝わってたら嬉しいな。

今回のツアーでは、ステージで飲むドリンクと一緒に『COLD GIN』の時に飲んでたジン(ボンベイ・サファイア、旨いんだよな)とホンモノのバラを毎回買っていた。『SURRENDER』でフロアに投げているニセ・アナログ・ジャケットといい、意外と経費がかかってるんだよな。よっ、CheaSS、太っ腹!
KISS ARMYの意地をかけて、自分に陶酔しながら、熱唱するオレ(顔がマジ)。
今思ったんだけど、きっとCheaSSのメンバー、今後カラオケ行ったら絶対『BETH』歌うだろうな。同行する人、笑ってやってくださいね。

2007.10.11 (Thu) 0:00:00