WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS

“マイブーム的ビートルズ熱”が冷めやらない話題だが、
オレは、『WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS』って曲がめっちゃめちゃ好きだ。

中学生の頃、通称『青盤』と呼ばれる後期(’67〜’70)ベスト盤で初めて聴いた時から、
ジョージの歌うこの曲が理由もなく好きだったし、
その後初めて当時のバンド仲間とセッションしたのも、意外にもこの曲だった。
初めてコピーした曲ってわけじゃないが、なんせ初めて仲間と一緒にプレイするので、
読めもしない譜面を追いながら、お粗末な技量ながら一生懸命弾きまくったものだ。
当時のバンド仲間は、いっちょまえに知識だけは超豊富で、得意げにオレの知らない情報を
インプットしてくれてた。エリック・クラプトンがこの曲の“優しくむせび泣く
ギターソロ”を弾いているという事実もその頃教えてもらったのだ。
んで、セッションに誘われた時も、「バングラディッシュのライヴヴァージョンで
やろうぜ!」と言われたが、その時はさっぱりわからなかった。
後から、その仲間の一人が聴かせてくれた『コンサート・フォー・バングラディッシュ』。
’71年に行われたチャリティーコンサートの先駆けのようなこのイべントで、
当時のロック界のスター達がこの『WHILE〜』をセッションしたのだ。
勿論、ギターはクラプトンが病み上がりで参加。

んで、さっき、吉井和哉氏が電話をくれて久々にしゃべったから思い出したが、
ザ・イエロー・モンキー時代、『LOVE COMMUNICATION』を作った時、
『まるで我が身は むせび泣くギター』っていう歌詞のフレーズを聴いた時にも、
パっとすぐに『WHILE〜』を思いついたっけな。曲調がアゲアゲなカンジだから、
エマちゃんのギターはワイルドに“むせび泣いていた”けどね(懐)。

中学生当時は、そんな凄い演奏とは理解出来なかったので全然印象になかったけど、
先日タワレコで見たジョージの最新ベストのソングリストに、
『WHILE〜』のその『〜バングラディッシュ』のライヴヴァージョンを見つけ、
帰宅後一番最初に聴いた。こうして今聴くと、また違ったテイストの曲に感じられるが、
やっぱりサイコーだ。“病み上がり”クラプトンのギターが想像以上にクるし、
曲の最後にギターのかけ合いになるとジョージのギターも“むせび泣く”のだ。
(たった今、YouTubeで見つけて観ちゃって大興奮。リンゴのドラムも、クラウス・
フォアマンのベースもスタジオヴァージョンとは違うがサイコーだ。
レオン・ラッセルもビリー・プレストンもみんなサイコーなプレイしてるよな)

ジョージの最新ベスト、『WHILE〜』の次曲は、『ALL THINGS MUST PASS』。
「すべては移りかわっていく、過ぎ去っていく」と歌われてる名曲。
「いい曲だなぁ!」とウットリするが、同時に、
「過ぎ去っていくだろうけど、やっぱ名曲や名演は色褪せないよな…」と実感。

今回レコーディングを終えたアルバムに『KILL ME GENTLY』っていう
自画自賛の名曲がある。この『GENTLY』ってコトバは、何を隠そうこの
『WHILE〜』からインスパイアされた。個人的には凄くサイコーなカンジに
仕上がったアルバムの重要な楽曲と自負してる。
『KILL ME GENTLY』も色褪せない曲になると嬉しいな…
いやいや、別にプロモーショントークじゃないよ(笑)『GENTLY』つながりってことよ。

さっ、もう一回聴いちゃお、『WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS』。

2009.08.22 (Sat) 0:00:00