廣瀬〝HEESEY″洋一 OFFICIAL WEBSITE

PEACE-MAKER

プレイヤー

SELF LINER NOTES


カレンダー

LINK






 

QR

携帯電話からアクセス
クリックで拡大します
URLをメールアドレスに送信

RSS RSS

EQUIPMENTS-FENDER


FENDER


 
FENDER PRECISION BASS ’61 SUNBURST
 
初公開の現在所有している最古のベース。’05年にヴィンテージフェンダーの魅力に取り憑かれた後、’65年の黒のプレベがレコーディングで活躍したのでさらに年代の古いプレベを追求
したくなった。何度も書いているが、ヴィンテージでも渋くて枯れた感じは好みではないので、果たして好みである粋が良くてパワーのあるモノは存在するものなのかちょっと疑問ではあった。
しかしこの塗装が剥がれまくって、かなりボロボロで相当弾き込まれたプレベは思いっきり期待に答えてくれたのだ。

何よりもまずボディ材が乾きまくっていて、とにかく軽い。そして異常に弾きやすい。単純な事だが重要なポイントだ。1~4弦のバランスもとても良く、特に’60年代初期の特徴か1、2弦の音がかなり太い。これは演奏していて例えば3弦から2弦に移った時や、オクターブ奏法をした時などにとても心地良いのだ。、巨大な岩がゴロゴロ転がるような、まさにザッツ・プレベサウンドといった感じである。

この年代の特徴の1つに通称<スラブ貼り>とよばれる仕様がある。ネックに対して指板の貼り合わせ面が平らになっている(写真参照)。この製法は‘62年の中頃には通称<ラウンド貼り>に仕様変更された。これは、ネックに対して指板の貼り合わせ面にアールが付いている。<スラブ貼り>のサウンドの特徴は<ラウンド貼り>より指板のローズウッドが厚いため、音が太いと言われている。実際に’65年の黒のプレベや’72年のブロンドのプレベと比べると、やはり比較的音が太く感じる。前述の1、2弦の音がかなり太いというのもスラブ指板の影響だろうか。

いつもヴィンテージやオールドの楽器を見たり弾いたりして思うのだが、このプレベのように塗装が剥がれまくっていてキズなども多くボロボロなモノは、何十年にもわたって相当弾き込まれていて、大抵の場合深みがあるゴキゲンなサウンドになっている。反対にミントなどと呼ばれる年代が古くてもピッカピカな新品同様のモノは、大抵音が若いモノがほとんどだ。コレクター気質も全然ないわけではないが、即戦力になり得るサウンドが欲しいので、新品同様なモノはほとんど興味をそそられない。

このベースはまだレコーディングでもライヴでも使用していないので、機会があったら是非試してみたい。